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【まとめ】ホームセンターのビスの種類・特徴・選び方

mokuzougakuin
※本ページはプロモーションが含まれています。

DIYを始めると、多くの人が最初に悩むのが **「ビス(ネジ)の種類と選び方」**です。

ホームセンターの売り場には
コーススレッド、木ネジ、スリムビス、ステンレスビスなど、さまざまな種類のビスが並んでおり、

DIYにはどのビスを選べばいいの?」「ビスの長さはどれを使うのがいい?
と迷ってしまう人も少なくありません。

しかし実は、DIYで使うビスは基本を知ればそれほど難しくありません。

この記事では、約20年の経験を持つ現役の大工であり、1級建築大工技能士・建築士でもある私「ピロ先生」が、ホームセンターでよく売られているビスについて

・ビスの種類
・ビスの使い分け
・長さの選び方

を初心者にもわかりやすく解説します。

さらに、DIY初心者が 「とりあえずこれを買っておけば間違いない」 という、おすすめのビスも紹介します。


結論!DIY初心者はまずこのビスを買えばOK。

結論から言います。

DIY初心者はまずこのビスを持っておけば、ほとんどのDIYに対応できます。

コーススレッド半ネジ65

スリムコーススレッド半ネジ50

コーススレッド半ネジ90

スリムコーススレッド半ネジ35

スリムコーススレッド半ネジ75

このあたりを揃えておけば、DIYではかなり便利です。経験上、これらのビスがあれば家具工作、棚作り、ウッドデッキ、間仕切壁、壁材の張替え、柱補強まで幅広く対応できます。

便利!ホームセンターで買うビスの長さを計算しよう!

ビスの必要長さ計算ツール

ビスの必要長さ 約 0.0 mm
⚠️ 下地が薄いので強度注意
推奨下地厚さ : 0.0 mm
本来の推奨ビス長さ: 約 0.0 mm

ではここからは、より深く学習していきましょう。

1.ホームセンターのビスの種類について

DIYで覚えるべきビスは主にこの6種類です。

1 コーススレッド
2 スリムビス
3 ステンレスビス
4 石膏ボードビス
5 木ネジ
6 タッピングビス

DIYの9割はこの6種類で対応できます。


2.ビスとは?ネジとの違い

ビスとは?ネジとの違い

ここでまず基本知識を整理します。

ビスとは、材料を固定するための金属のネジです。

よく似た言葉に

・ネジ
・ボルト

があります。

簡単に説明すると次のようになります。

ビス
木材などに直接ねじ込んで固定するもの

ボルト
ナットと組み合わせて固定するもの

ネジ
すべての総称

DIYでは一般的に**「ビス」**と呼ばれることが多いです。

3.DIYでよく使うビスの種類

コーススレッド

DIYで最もよく使われるビスです。

特徴

・木材同士を固定する
・保持力が強い
・価格が安い

DIYの基本ビスと言えます。

用途

・棚
・家具
・木工DIY

DIYをするなら、まずこのビスを覚えておけば間違いありません。


スリムビス(スリムコーススレッド)

細いビスで、木材が割れにくいのが特徴です。

用途

・細い木材
・端部の固定
・割れやすい木材

DIYでは、細い材料や端に打つときによく使います。


木ネジ

昔から使われているビスです。

特徴

・頭が丸い
・見た目がきれい

用途

・金具固定
・蝶番

家具の金具など、見た目を重視する場所で使われることが多いです。


ステンレスビス

屋外用のビスです。

特徴

・錆びない
・耐久性が高い

用途

・ウッドデッキ
・屋外DIY
・外構

屋外で使う場合、雨に濡れるのが明らかな箇所は、基本的にステンレスビスを選びます。

お値段がお高いのでいつも泣きながら買っています…しかし最近は材質は鉄なのにサビにくい、サビに強いコーティングビスも出ていますので、

DIY用途ならこちらでもいいかもしれません。

次は似たような性質を持つ特殊なビスについてです。


石膏ボードビス

・石膏ボード貼り専用
・錆びにくい

内装工事などで石膏ボードを固定するときに使います。

DIYでも間仕切壁を作ったり、壁を貼り変えるときに使用します。

石膏ボードは金属をサビさせる性質があります。

石膏ボードにコーススレッドで打ってしまうと、内部でビスが腐食し、ビス部分が盛り上がってしまいます(僕も若いころ失敗しました)。

石膏ボードビスは、石膏ボードによる腐食を抑える処理がされており、サビにくくなっています。

必要な方は、9㎜石膏ボードでも12㎜石膏ボードでも使える32㎜石膏ボードビスを買っておけば万能に対応できます。


タッピングビス

金属用のビスです。

用途

・薄い金属
・アルミ
・金具

細めの下穴を開けて打ち込みます。ネジ山を作りながら入るビスです。アルミサッシなどに多用されています。


4.ビスの「半ネジ」と「全ネジ」の違い

僕もビスを買うときによく間違える意外な落とし穴がこれです。

ビスの軸部分は全ネジタイプと半ネジタイプの二種類があります。

【全ネジ】ネジ山が頭の部分まで切られているビス

・コーススレッド全ネジ
・タッピングビス

これは接合する材料同士の距離を一定に保つ固定をしたいときに使用します。

ただし扱いが少し難しく、木工DIYではあまり使うことはありません。

金属を扱うタッピングビスは、金属が薄いもの同士を接合することが多いので全ネジになっています。


半ネジ】ネジ山が途中までしか切られていないビス

・コーススレッド半ネジ
・スリムコーススレッド

これは接合する材料同士を強力に引き付けるビスで、DIYでもプロでも多用します。

ビスで材料を固定しようとすると、1枚目の部材から2枚目の部材に刺さる瞬間に、
2枚目に刺さるまでのタイムラグが発生して、微妙に1枚目との間に隙間が空いてしまうことがあります。

しかし半ネジであれば、頭がめり込むときにネジ山の無い部分が1枚目の部材の中で空転し、1枚目と2枚目の部材を強力に引き付けます。

ホームセンターで買うとき、注意してください、下記の画像の違いわかりますか?

(全)(半)

この一文字違いです。

長いビスほど全ネジを買ったときの扱いにくさが大きいので、
コーススレッドを買うときは特に注意しましょう。

ちなみに僕は、コーススレッド90を買うときよく間違えます。箱の一文字が違うだけなので、よく見ないで買ってしまっていつも後悔します。コメリでは間違えることは少ないのですが、取り扱いしているホームセンターでは要注意!

5.ビスの長さの選び方(超重要)

DIYで最も重要なのがビスの長さです。

基本ルールはこれです。

固定する板厚 × 3倍

15mm板 → 45mmビス
12mm板 → 36mmビス

薄い板の場合(11mm以下)

板厚 × 4倍

これを覚えておけば、ほとんどのDIYで失敗しません、と言っても難しいと思うので、計算ツールを用意しました。

ビスの必要長さ計算ツール

ビスの必要長さ 約 0.0 mm
⚠️ 下地が薄いので強度注意
推奨下地厚さ : 0.0 mm
本来の推奨ビス長さ: 約 0.0 mm

6.下穴キリの選び方

DIYでは主に

3.8mm
4.2mm
4.5mm

などの太さがあります。

下穴を開けるキリは、

3.2mmの木工キリ

これがビスサイズを問わず万能に使えます。

7.ビスの頭の種類

DIYでよく使う頭の形です。

皿頭(さらあたま)

ほとんどすべてのビス、コーススレッド類もこの分類
最も一般的

ナベ頭

タッピングビスに多い
金具固定に使う

トラス頭

タッピングビスに多い
頭の面積が広い


フレキ

皿頭の裏側にフレキと呼ばれる突起があり、頭が深く突き刺さるようになっているものも多いです。

スリムコーススレッド類やコンパネビスに採用されており、固い合板にもしっかりネジを打ち込めるようになっています。

コンパネや合板に関する詳しい記事をまとめましたのでこちらからへどうぞ

ホームセンターの合板の特徴とDIYでの選び方を現役プロ大工が解説!!

8.ビスの材質

ビスには材質の違いもあります。

最も安い
屋内DIY向き

ステンレス

錆びない
屋外DIY向き

防錆処理ビス

屋外用でコスパが良い

真鍮

装飾用

9.DIY初心者がよく失敗するビス選び

初心者の失敗例です。

短すぎるビス

→ 強度不足

長すぎるビス

→ 貫通する

下穴を開けない

→ 木が割れる

特にDIY初心者は、ビスの長さ選びで失敗することが多いです。


まとめ

DIYで覚えるビスは

・コーススレッド
・スリムビス
・木ネジ
・石膏ボードビス
・ステンレスビス
・タッピングビス

この6種類です。

そしてビスの長さは

板厚 × 3倍

これを覚えておけば、ほとんどのDIYで対応できます。


おさらいになりますが、DIY初心者はまずこのビスを買っておけばOK。

優先順位ランキングを付けると

1位・コーススレッド半ネジ65 [木下地工事・棚の組み立て]


2位・スリムコーススレッド半ネジ50 [木下地工事・工作の組み立て・2番目に使うビスです]

3位・コーススレッド半ネジ90 [太い骨組み・柱補強時の固定・間仕切の固定]


4位・スリムコーススレッド半ネジ35 [板張り・合板貼り・工作の組み立て]

5位・スリムコーススレッド半ネジ75 [集成材家具の組み立て]

このあたりを揃えておけば、OKでしょう。

ビスが分かったら、次はコンパネ・合板の種類を押さえましょう。ビスと合板さえわかれば、DIYは一気にハードルが下がりますよ!

以上を押さえて、楽しいDIYを!

ホームセンターの合板の特徴とDIYでの選び方を現役プロ大工が解説!!
ABOUT ME
ピロ先生 (鹿内浩樹)
ピロ先生 (鹿内浩樹)
1級建築大工技能士・建築士・職業訓練指導員
 山形県鶴岡市発のDIY講師 大工のピロ先生と申します。プロの現役大工・家具職人。所持資格は1級建築大工技能士・建築士・職業訓練指導員。  木造学院では、この道約20年近くの経験をもとにし、コンテンツをお届けします。  DIY工事をサポートするツールとして、皆様の建築DIYへの挑戦をサポートして参ります。
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